男子部結果報告

 

3年経 瀬口貴久

 

 

 

 今年度主将を務めさせて頂きました瀬口です。男子部の今年度の結果を報告致します。昨年とは打って変わり、今年は男子部にとって苦しい年になりました。春リーグは14敗で辛くも最下位を免れ、5位で6部残留となり、秋リーグは23敗で4位と春よりは改善しましたが、実際は最終戦まで降格争いをしていました。しかし秋に関しては全勝した大学がありませんでした。私は山梨大学戦と高崎経済大学戦で負けてしまいましたが、そこで勝っていれば優勝、昇格もあり得るという状況でした。スポーツの世界で「たら、れば」は良くないことですが、大変悔しさが残っています。

 

 今年度の苦戦の理由としては、1点目は上級生と下級生の戦力差が埋まらなかったことにあります。これは私が幹部になる前からずっと挙げられていた問題で、解決すべく強い部員とそうでない部員でペアを組んで数多く校内戦を行い、強い部員が積極的に技術指導や戦術指導をするといった取り組みを行ったため、多少実力差は縮まりましたが、リーグで5本すべて胸を張って勝てると言える状況には至りませんでした。2点目は、展開になったときに点を取れないということが挙げられます。本来チームの主力であるべき1~3年生はサーブレシーブの確実性に欠ける部員が多く、そちらに練習時間を多く割いたこともあり、ラリーになったときに攻め手に欠いていました。この点に関しては今後のチームの課題であり、正面から向き合っていく所存です。

 

 最後になりますが、私たち現役部員を叱咤激励し、多くの面でサポートして下さっているOBOGの皆様には大変感謝しております。また、つたない私についてきてくれた部員の皆様、本当にありがとうございました。次期主将には陣野(経2)を迎え、来年の春リーグこそは6部優勝5部昇格という結果を残せるよう現役一同一層練習に励んでまいりますので、OBOGの皆様におかれましては今後とも御指導、御鞭撻の程、宜しくお願い致します。

 

 

 

 

女子部主将挨拶

 

3年社 瀧根有紀子

 

 

 

 前年度から引き続き女子部主将を務めさせていただきます、社会学部3年の瀧根有紀子と申します。ご挨拶に代えて、女子部の今年度の結果を報告いたします。

 

 今春は8部4位からのスタートとなりましたが、この一年、春リーグで3位、秋リーグで2位と順位を上げているものの、優勝にこぎつけることができず、非常に悔しい結果となりました。春リーグでは、どのペアも強力だった学習院大学に圧倒されました。今まで3番手力で8部まで上がってきましたが、相手の大将格をも倒せなければ8部で優勝することはできないと感じました。この反省から、3番手頼みにならず、全員が全勝できるだけの個人力を上げていくことに重点をおいて秋まで練習していきました。個人力とは、後衛はラリー力、前衛は決定力、全体としてはサーブレシーブ3本目まででミスをしない力、もっと言えば先に攻める力のことであり、部員同士知恵を出し合いながら練習を作っていきました。万全の状態で迎えた秋リーグでしたが、優勝をかけた武蔵野大学戦であと1勝のところで勝ちを掴み切れませんでした。振り返ると、個人力というより戦術で劣っていたことが大きな敗因となりました。リーグ前の練習試合で各ペアが勝ちパターンを作れなかった結果、個人プレーに頼り、ペアで1本をとるというプレーをなかなか出せませんでした。ただし、新入生の澤部をはじめ、どの部員も春から大きく成長したことを感じました。多くのOBOGの皆様のご支援、ご指導あってのことだと感謝しております。4年生が引退なさり、現役は5人となります。来春に向けて、自分たちの戦術の幅を広げられるよう練習に励むとともに、国立高校や他大学、社会人との練習・試合などに積極的に参加し、多様な相手にも柔軟さをもって試合に臨めるよう日々精進していきます。

 

 主将就任から早くも1年が経ちましたが、来春のリーグまで主将の任を全うする所存でございます。悲願の8部優勝7部昇格のため、部員一同一層努力して参りますので、OBOGの皆様からの変わらぬご指導、ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。