一橋大 ④-1 東京工業大
西宮・岡本 ⑤-1 永井・片岡(駿)
奥山・小野 2-⑤ 小八木・滝谷
神澤 ④-3 杉山
當山・服部 ⑤-3 難波・花田
板垣・岡村 ⑤-1 片岡(大)・田淵
一橋大 ③-2 山梨大
西宮・岡本 1-⑤ 岩下・佐塚
奥山・小野 ⑤-2 志村・松田
神澤 ④-1 稲盛
當山・服部 4-⑤ 中山・越水
板垣・岡村 ⑤-3 中野・赤星
一橋大 2-③ 明治学院大
西宮・岡本 ⑤-4 田上・岸田
奥山・小野 0-⑤ 田嶋・小野澤
神澤 ④-3 松本
當山・服部 1-⑤ 倉橋・石井
板垣・岡村 4-⑤ 落合・植松
一橋大 ③-2 東京都市大
西宮・岡本 ⑤-3 鵜飼・藤本
奥山・小野 1-⑤ 杉浦・穴沢
神澤 ④-1 堀越
近藤・岡村 1-⑤ 小泉・木田
板垣・服部 ⑤-1 藤沼・森下
一橋大 2-③ 淑徳大
奥山・岡本 4-⑤ 小峰・森
當山・服部 1-⑤ 吉田・鹿嶋
神澤 3-④ 吉野
板垣・岡村 ⑤-4 森本・田中
西宮・小野 ⑤-R OPEN
最終順位
1位 明治学院大学 (4勝1敗)
2位 一橋大学 (3勝2敗)
3位 淑徳大学 (3勝2敗)
4位 東京工業大学 (3勝2敗)
5位 東京都市大学 (2勝3敗)
6位 山梨大学 (0勝5敗)
以上、3勝2敗で8部2位。よって、8部残留。
*入れ替え戦の結果
8部6位山梨大学vs9部1位宇都宮大学 : 0-③で宇都宮大学の勝ち。
よって、山梨大学が9部降格、宇都宮大学が8部昇格。
7部6位獨協大学vs8部1位明治学院大学: R-③で明治学院大学の勝ち。
よって、獨協大学が8部降格、明治学院大学が7部昇格。
コメント
第一対戦の対東京工業大学戦、第一試合は不動の1番手、西宮岡本が登場しました。西宮のテンポよいストロークと岡本の豪快なポーチボレーで流れを掴み相手を圧倒しました。2番手の奥山小野は相手の精度の高いロブに翻弄され、負けてしまいましたが、1番手の作った流れをそのままに、3番手の神澤は粘り強いラリーを制し、ファイナルゲームで勝利。続く富山服部は4年生と1年生のデコボコペアながら、持ち前の中の良さとポジティブな姿勢を試合の中で全面に出し、勝利。5番手の板垣岡村も相手が東京工業大学の大将であったにも関わらず、危なげなく勝利。4−1で初戦を勝利で収めました。
第二対戦は今回のリーグで最も厳しい戦いになるだろうと予想されていた明治学院大学戦。1番手の西宮岡本は相手の精度の高いパッシングに苦戦し、ファイナルゲームのデュースを何度も繰り返したがなんとか最後の1点をもぎ取り流れを作ります。その調子で勝ちを積み重ねたかったところでしたが、相手はやはり強敵、このリーグ初の天秤戦にもつれ込みます。5番手の板垣岡村はいつも以上の集中力と粘りを見せ、このゲームもファイナルゲームにまでもつれ込みましたが、最後の一本が決まらずゲームセット。この対戦は2−3で落とします。
第3対戦も手強い相手が続きました。淑徳大学戦は相手のメンバー不足のため5試合目は自動的に、一橋の勝ち。4試合中2試合に勝てばよかったのですが、1番手の奥山岡本、2試合目の當山服部がうまく流れを作れず2敗。後がなくなった一橋は3番手、エースの神澤がシングルスに挑みます。20本以上続くラリーの応酬に相手もこちらも手を緩めません。ファイナルゲームにまでもつれたこの試合も神澤のスタミナが最後まで続かず、惜しい負けとなってしまいます。2―3。
天候の影響で4試合目からは白子を離れ、東京工業大学テニスコートに舞台を移しました。山梨大学戦は1番手西宮岡本がいつもの実力を出し切れず初戦を落としますが、このリーグで調子を落としていた2番手奥山小野が相手を圧倒し流れを作ると、シングルスの神澤も後に続きます。當山服部もガッツ溢れるプレーを見せますが一歩およばず。この試合も天秤戦となります。一橋の誇る守護神、板垣岡村は要所要所で相手の鋭いストロークに流れを持っていかれそうになりますが、最後まで足を動かし続け、粘りに粘った板垣のボールに相手はリズムを崩します。最後は岡村のスマッシュでゲームセット。厳しい戦いを一橋が制しました。3―2。
第五対戦は一橋の2位をかけた戦いでした。1試合目は西宮が覚醒。相手前衛を置いてきぼりにするパッシングが何本も炸裂し、前衛の岡本はもはや不必要。相手を圧倒します。2試合目を落とし、3試合目を圧勝すると、第4試合は、今リーグ初出場の近藤が緊張した面持ちで試合に挑みました。彼の持ち味の鋭いファーストサーブが要所要所で決まり流れをつかみかけますが、やはり緊張が優ってしまったか、普段の実力を出し切れず落としました。第五試合は今リーグ3回目の天秤戦。この試合に勝てば一橋の2位が決まります。やはりここでも不動の守護神、板垣岡村。板垣の威力のあるファーストサーブが厳しいコースに決まり、流れをつかみ、危なげなく勝利を収めました。3−2。
天秤戦が3試合もあった今回のリーグ戦でしたが、一橋の持ち味である、チーム全員での応援、個人個人の粘り強いプレーにより、全員で団結力を示せたリーグでした。(男子部前主将 岡本健佑)
関東学生秋季リーグ戦結果(女子部)
* 秋季リーグ戦 9月29日 於 千葉県白子町テニスコート
10月14日 於 東京家政大学
一橋大 1-② 東京農工大
澤部・廣江 3-⑤ 岩瀬・梅村
瀬川こずえ ④-2 上野
瀬口・大橋 2-⑤ 布施・古館
一橋大 ③-0 淑徳大
澤部・大橋 ⑤-3 鹿間・若林
瀬川こずえ ④-0 泉
瀬口・廣江 ⑤-R OPEN
一橋大 ②-1 立正大
澤部・大橋 ⑤-0 千明・杉本
瀬川こずえ 2ー④ 太田
瀬口・廣江 ⑤-R OPEN
一橋大 ②-1 東京家政大
瀬口・大橋 ⑤-1 渡邉・秋山
廣江華帆 0-④ 神庭
澤部・瀬川 ⑤-2 村田・吉田
一橋大 ②-1 国際医療福祉大
澤部・廣江 4-⑤ 舘沢・原田
瀬川こずえ ④-2 穐本
瀬口・大橋 ⑤-0 生明・椎名
最終順位
1位 東京農工大学 (4勝1敗)
2位 一橋大学 (4勝1敗)
3位 東京家政大学 (3勝2敗)
4位 国際医療福祉大学(2勝3敗)
5位 立正大学 (1勝4敗)
6位 淑徳大学 (1勝4敗)
以上、4勝1敗で7部2位。よって、7部残留。
*入れ替え戦の結果
7部6位の淑徳大学が入れ替え戦を棄権したため、淑徳大学が8部に自動降格、8部1位の大東文化大学が7部に自動昇格。
6部6位城西大学vs7部1位東京農工大学: ②-1で城西大学の勝ち。
よって、城西大学が6部残留、東京農工大学が7部残留。
コメント
初戦は、今リーグの鍵となった農工大戦。一番手は持ち前の勢いで、チームを引っ張ってきた四年生の澤部と二年生の廣江ペア。前リーグではダブル後衛だった農工大が雁行に変わり、競ったものの、3-5で負け。しかし二番手のシングラー瀬川が、しっかりと攻め4-2で勝利。チームに流れを取り戻す。天秤でも二人で一本で攻めることができる三番手の瀬口大橋ペアは、これもまた精度の高い雁行に苦しめられ2-5で負け。
二試合目の立正大戦は、三番手がオープン。一番手の澤部大橋は、澤部の攻撃と大橋の安定感あるプレーで5-0で勝利。二番手の瀬川は惜しくも2-4で敗れる。
三試合目は国際医療福祉大戦。一番手、澤部廣江は、澤部が果敢に攻める。ファイナルにもつれ込むも、ラリーの中で廣江が絡めず、4-5で負け。プレッシャーの中、二番手瀬川は二ゲーム取られるもフォアで角度をつけて攻め、勝利。三番手の瀬口大橋は、またもや天秤の中、瀬口は得意のシュートと中ロブを使い分け、大橋はポジションでしっかりプレッシャーをかけ、5-0で圧勝。
四試合目は淑徳大戦も三番手がオープン。一番手の澤部大橋は、相手後衛の角度のついたクロスのストロークに対してしっかり攻めかえす。日没により、ゲームカウント3-3で中断。翌日に持ち越しとなったが、2日目が台風で2週間後に延期になるという異例の事態。この時点で、農工大の一位が決定し、一橋は昇格も降格もない、という状態になった。しかし、2週間後の最終戦に向け、チームで最終戦までしっかり勝ち抜く、というモチベーションを作り直し、3-3から始まったにも関わらず、先に攻めた澤部大橋が5-3で勝利。二番手の瀬川は、武器のサービスと、鋭いレシーブからしっかり攻めきり4-0で圧勝。
五試合目の東京家政大戦も厳しい戦いになることが予想された。今リーグ初の一番手で登場した瀬口大橋は、瀬口の配球と大橋の果敢な攻めで5-1で圧勝。二面展開で同時に行われた二番手のシングルス廣江は、相手のストローク力に及ばず0-4で負け。三番手の攻撃力の高い、澤部瀬川ペアは、前半でニゲームを取られるが、後半安定感を取り戻し、澤部のストロークと瀬川の決定力で5-2で取り切る。最終戦をしっかり勝てたことでチームの成長を実感できた。
4勝1敗で、1位の農工大都の直接対決で2位となった今リーグは、入れ替え戦が目の前であっただけに悔しいものだった。しかし春よりも技術的にも団結力においてもチーム力が上がったリーグだったと思う。(女子部主将 廣江華帆)