男子部主将あいさつ

お世話になっております。法学部3年、前主将奥山佳甫です。OBOGの皆様におかれましては、日頃より多岐にわたる御指導と物心両面にわたるご支援を賜り、部員一同心より感謝しております。

 

自分が主将を引き継ぎ、一年間関東リーグ8部優勝・7部昇格を目指し活動して参りました。しかし春リーグは優勝しながらも入替戦で敗退し、秋リーグは84位と、掲げた目標を達成出来ずに終わりました。一年を振り返ったとき、10人弱の新入生が入部してくれたことは非常に大きかったと感じます。この勢いが春リーグ優勝に繋がったとも思いますが、同時に、一気に部員数が倍となったことで「チームとしてのまとまり」「チーム力の向上」が大きな課題となりました。そして、春の入替戦から秋リーグに至るまで、上記課題を克服出来なかったことが今回の結果に表れていたと思います。1年生から4年生まで実力も勝利に対する思い入れもまちまちである中で、お互いの意図を共有し、如何にして部員全員が同じ目標を掲げ、その目標達成のための練習をすることが出来るか。一年間、このプロセスを実行しきれずチームとして伸び悩んでしまったと思います。さらに言えば、チーム全体として勝利への執着心が弱いと感じられる場面が特に練習段階で多々あり、主将としての不甲斐なさを感じると共にモチベーション醸成の困難さを痛感した次第です。

 

来年度以降もチーム力の向上は大きな課題となると思います。もっとも、現在では既に新チームが始動しており、現幹部も新たな施策を試みております。自分は幹部を退いた身ですが、4年生として微力ながら現幹部を全力でサポートしていく所存です。またチームとしても、「チーム一丸となって」を体現すべく頑張っていきます。

最後になりますが、自分はこの一年間、多くの方々の支えがあって主将職を全う出来ました。OBOGの皆様から頂いたご恩を少しでもお返ししていけるよう一層努力して参りますので、今後共変わらぬ御指導御鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。