球朋会幹事長 ご挨拶

昭和47年卒 勝呂 進(R3.1.17記)

 

令和2年は幹事長の2期目を担当することになりましたが、新型コロナウィルスの感染拡大のため、ほぼ年初から球朋会の顔を会わせての活動は残念ながら思うようにできませんでした。我々の部活や会社OB会または自治会・町会など地域の交流団体は直接集まることができないと活動は大きく制約されます。常任幹事はメールでのやりとりを行い会の運営にかかわる問題を協議し対応してきました。

我々球朋会の活動ができない部分はやむをえないとして済ませるところですが、学生の皆さんにとっては大きな試練でしたでしょう。講義もリモートで行われてきたようですが、不如意だったし、とくに部活動は学内施設が使用できずたいへん不自由でした。その中で新入生の勧誘および秋季のリーグ戦が開催できたのはよかったと思います。私のような人生70年余りの者にとっても大事な1年をほぼ我慢し、過ぎるに任せざるを得なかったが、学生の皆さんにとっては4年間のうちの1年とみると時間として大きな割合です。1年生は大学生としての環境を感じることができなかったし、4年生にとっては最後の学生生活を思うよう過ごすことができなかったのは残念なことでした。良い経験とはもちろん言えないが、このようなことが世の中に起きるものだと実感するひとつの経験だったと考えられるといいですね。これをきっかけに生活、企業、社会などの仕組みが変わっていくところがあります。この期間に考え、悩みまた得たことを生かし学生の皆さんの今後の奮起、活躍をひとえに祈ります。

さて、球朋会は常任幹事の会計担当幹事、HP・Web名簿担当幹事の日常多忙な中で積極的な努力により運営されています。いつもながらのお願いです。

1.ぜひHPを見ていただきたいと思います。Web名簿にもアクセスし、異動があれば更新をお願いします。

2.球朋会の枠組みを支えるのは年度幹事を中心にしたメール連絡網です。多くは対応いただいていますが、回答いただけないケースがあります。同期の間でも連絡を密にお願いします。

3.会費の納付です。年間約200万円の会費収入のうち、現在、学生に130万円を直接給付し、例年の総会では参加費を免除し約20万円支出しています。ほとんど学生支援のための会費です。この点をご理解いただきよろしくお願いいたします。

 

最後に、今までも書いてきたことですがあらためて結びとします。

私自身は卒業後もテニスを続けまた球朋会の活動に多く参加してきました。会員の皆さま、学生諸君の卒業後は、年代、仕事の環境などそれぞれの事情によって、球朋会と関わりは様々と思います。学生時代の国立での同輩を中心にしながら先輩後輩のつながりを得て、長く付き合える大事な仲間のひとつとして人生の一場面を支えてくれます。参加・交流を続けてもらいたいと願っております。

 

会員の皆様のご健勝を祈り、球朋会活動へのご理解、ご支援をお願いいたします。